GRA の「企画ノート」です

NPO法人GRAが、企画案や作成中の文章などを公開し、広く意見や提案も募集するページです

シェア(共有)するサポート(支援)を一緒に!! (仮称)

  
GRAは、2020年の活動を迎えるにあたり、“ 半歩 ” だけ前進する 活動テーマ を掲げたいと考えています。
それが、「 シェア(共有)するサポート(支援)を一緒に 」(仮称)です。

どこが、今までの活動方針と “ 半歩 ” だけ違うのか?  サポートとかシェアとは何を示すのか?  順に説明をしますので、みなさんからの意見や指摘、質問を是非お寄せください。

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『 サポートとは 』

サポート(支援)という言葉は、ともすれば見返りを求めない献身的な行動であり、一方通行的な流れを想起させますが、それは一面的な見方に過ぎないと思います。

私が考える “サポート(支援)” とは、「持っている人が、それを持たない人と共有する事」という、人間本来の社会的に純粋な気持ちの発露だと考えています。 そして、それが「サポートを受けた人も、それを独り占めにせず、同じ立場の人とそれを共有する」という行動を生むのも人間本来の姿であると信じています。

つまり、サポート(支援)とは シェア(共有)する行為そのものであり、シェア(共有)する行為を伴うからこそ、サポートが一方通行で終わらない良い循環を生み出すものと強く信じています。
 

 
『  GRAとシェア 』

1991年の発足以来、GRAが行なってきた活動も “シェア” (共有)そのものだと言えます。

ジムカーナ競技で育んできた オートバイを操る楽しさを、多くの人々とシェアする為に、様々なイベントを企画開催してきたのも、「知っている人が、それを知らない人と共有する」という、人として当たり前の行動から生まれたものです。

それ故に、そこに損得勘定や利益確保の意図は最初から無く、それは 「会計報告」 に事務局スタッフへの報酬欄が無い事や、NPO法人化した際に「役員は無報酬」の決まりを定款に入れているのです。

公式Webサイト「会計報告」 http://gra-npo.org/data/accounting/accounting.html

 
 

『 GRAの “半歩”先とは 』

活動目標は、今までと基本的には違いはありませんが、以下の様な表現でより理解してもらいやすいと考えています。

【 いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフを過ごしたい人々へ、それに必要な情報や知識の共有を行ない、同時に GRA に賛同して下さる方々と意見の交換を通じて、このサポート(支援)とシェア(共有)の輪を広げていきます 】

今まで通り、楽しいオートバイライフを過ごす為に必要と考えている事は、様々なコラム記事を作成・掲載して、関心を持つ人々とシェア(共有)する活動を続けていきます。
同時に、楽しいオートバイライフを過ごしたい人から、オートバイに関する悩みや質問を募集して、その内容を公式Webサイトで公表し、GRAなりの解決サポートを公開提供したり、関心のある他の方からの意見や提案も掲載して、同じ悩みや疑問を持つ人々と解決策などをシェア(共有)していきます。



『 関心ある皆さんへの、依頼 』

この「シェア(共有)するサポート(支援)を一緒に!」(仮称)に関心を持ち、そのコンセプトをして下さる方々へ依頼します。

〇 意見や質問、疑問や提案をお寄せください

あなたの抱く考えや意見、疑問は、決して一人だけのものではありません。他の見知らぬ多くのライダーにとって、何らかのヒントや助けに繋がる事があるのです。
頂戴した意見や質問を、公式Webサイトなどの公開の場で意見交換や解決案の提示を行なう事で、必ず多くのライダーがより良きオートバイライフを過ごす参考になります。

〇 参考になった記事は、シェア(共有)してください

質問を寄せて良き解決方向が見出せた人はもちろんの事、その記事を読んで参考になった人は、是非、その掲載記事ページを他の人々へとシェア(共有)して広めてください。
公式Webサイトの各ページには、ツィッターで リツィートするためのボタンや、LINE で送るボタン(除く PC閲覧時)が備わっていて利用が可能ですして、ページの URLをコピーして他の方へお知らせください。
あなたの、そのシェア(共有)する行為が、サポート(支援)の循環を生み出す貴重な行為です。



『 最後に 』

私は、オートバイの楽しみ方が社会的に広く、より正しく認識されているとは思ってはいません。 オートバイをより正しく理解して、それを適切に活用する事で安全で楽しい世界が深まると信じています。

しかし、狭い視野や興味だけで楽しみを追求して、周りの人々や社会全体に与える影響を考慮する事に欠けたライダー達の存在と、それを利用して利益を追求してきたオートバイ業界によって、オートバイの楽しみ方は狭く制限されている状態だと思います。

とは云え、小さな GRA の存在だけでそれを変えられるとも考えていません。
しかし、“ シェア(共有)しあうサポート(支援)” に関心を持ち、理解して行動してくださる 複数名の方と一緒なら、“半歩” 先に進めるのは間違いありません。

どうぞ、この GRA の活動に、興味と関心、そして理解と行動のサポートを、これからもお願いします。
 
                           NPO法人 代表  小林 裕之