2017年5月14日開催予定 『 GRA講習 』用企画です。
○ 講習テーマ : 「 ブレーキング&アクセル 」
○ 講習の内容 : 主に車体は直立状態で、ブレーキング と アクセル の
基本的な講習と走行練習を行なう
○ 講習の目的 : オートバイの基本的な操作の理解と実際の走行で習熟度 及び
自身のライディング の確認を目的にする
運転免許を取得して実際の路上での走行距離をこなして
ライディングにもそれなりの自信を持っている人にとって
減速(ブレーキング)と 加速(アクセル)は 特に難しい事
と感じている事ですが、実は そこに オートバイ操作の基本
要素が詰まっている事を周知・理解を深めるのを目的とする
○ 講習のテーマ:「 真っすぐにブレーキング(減速) 」
「 真っすぐにアクセル(加速) 」
○ 走行練習案 : 【 狭路の走行 】
・・パイロン等で幅 60cm、長さ 12 m 程度の狭路を作成し
その狭路に車速 20 ~ 30 km/h で進入し、車体をフラ
つかせる事なく直進・通過する
: 【 狭路でのブレーキングと応用 】
・・ 上記の狭路を使用、狭路に対して 30 ~ 40 km/h で
進入し、定められた地点から急制動を行ない、フラ
つかせる事なく完全停止 又は 徐行速度までの減速を
を行なう
・・ 習熟度 や ライディングスキルに合わせて、右手のみ
片手でのブレーキング、 或いは より幅の狭い狭路
での走行に挑戦
【 アクセル(加速) 】
・・ 上記 狭路を使用、狭路中で停止状態 または 徐行速度
から車体のフラつき・蛇行をさせずにフル加速を行な
う
【 緊急回避 】
・・ 狭路の通過後に、幅 1.2 m程の 車線を 3本並列で作成
し、3本の車線の中央の車線は 狭路から直進の位置に
置き、左右 2本の車線は それぞれ 左と右に オフセット
させる
・・ 狭路通過後の地点に 信号機を設置し、「直進しつつ
完全停止 」か 「 右か左の指示された車線へ進路変更
をして完全停止か徐行 」を行なう
・・ 狭路通過速度は 30 km/h から 40 km/h を適宜指示
し、光電管装置などを利用して実際の車速も計測する
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オートバイのライディングの基本は、オートバイが本来備えている特性や
能力を 十二分に活かす事で、ライダー側からそれ以外の余分な操作や過剰
な力みはオートバイ本来の能力を活かせないばかりか、時には ライダー自身
が想定しない危険な状況を招く原因になります。
また、直立させている限り、どんなブレーキング(減速)であっても、
どんな アクセル(加速)であっても、オートバイは完全に直進する特性を
持ち、仮に ライダーが不要な操作や力みを与えなかったにも拘わらず、
フラつきや蛇行を行なう車両は何等かの車体側の調整不備がある事が確認
できます。
上記の通り、直立・直進状態でライディングの基本操作、そしてオート
バイの基本的調整状態の確認を行なう事で、ようやくバンクさせた状態
での ライディング 或いは オートバイの調整状態の確認や習熟へと移れ
ます。
オートバイの講習・練習といえば、とかく派手で優雅で楽しみが大きい
コーナリング等に 偏りがちです。
しかし、直立状態での ブレーキング と アクセル の 理解と習熟を積む
ことで コーナリングでの操作などにより深い理解と習熟が得られるのは
間違いありません。
「 真っすぐ走れないで、曲がれはしない 」 です。
★ 【 タイムスケジュール案を掲載しました! 】ご覧ください
http://gra-kikaku.hatenablog.com/entry/2017/04/21/220632